小林智美さん(こぎん刺し itomomi)

    

針仕事で心豊かなひとときを 普段の生活に気軽に取り入れて

講師になったきっかけは?

 針と糸と布だけを探し求めて、幼い子どもたちが寝静まった後に針を持つことがとにかく楽しくて楽しくて、 あっという間に夢中になりました。そのうちSNSを通じて百貨店などからお声がかかるようになり、今ではワークショップのほか、関西を中心にさまざまなカルチャーセンターで講師を担当しています。



「ちくちく楽しい針仕事 こぎん刺し」こちらの講座はどんな内容ですか?

こぎん刺しは、江戸時代に津軽地方で
野良着の保温や補強のために
木綿糸で刺したのが
始まりといわれています

 刺し子の一種であるこぎん刺し。最初はコースターやピンクッションなど約10種類のシンプルで可愛い小物を作ります。その後は自由に作品をお作りいただけます。
 最近では、同じ伝統柄でも糸や布の色を変えることにより、幾何学模様のファブリックのような雰囲気にもなるので、普段の生活に取り入れやすいものが作られています。そんな針仕事で心豊かなひとときを楽しんでいただけると嬉しいです。



講座の一番のアピールポイントは?

 複雑な決まりごとや難しい課題はありません。刺繍が未経験でも図案があれば楽しく作れるので、気軽に参加してください。出来上がった作品をみんなで見せ合う喜びを、ぜひ知っていただきたいです。