vol.17 小牧陽子さん(絵手紙)

    

描くことで人生が豊かに 相手への思いを筆に込めて

 描いた人の思いやりが絵や文で表された絵手紙は、もらうと温かい気持ちになるもの。「はじめての美しい絵手紙」講師の小牧陽子さんが、筆を取ってみたくなるその魅力を教えてくれました。

「勤めていた会社のイベントでお客さんに絵を教えた際、
とても喜んでもらえてそのときの感動を
原動力に自分の絵手紙教室を開きました」という小牧さん

「はじめての美しい絵手紙」 講師 小牧陽子(こまきようこ)さん
枚方市在住。手描き広告制作、デザイン業を経て詩文書画家、本間湯丹歩に師事。2014年よつば絵手紙教室主宰として独立。日本郵便PFCアドバイザー。リビングカルチャー倶楽部の「美しい絵手紙講座」では、四季折々の草花や歳時記を中心としたはがき絵を制作。

自分らしさがあるのがいい絵 絵手紙で絆強まるやり取りを

ポチ袋や、祝い箸などに描かれた
小牧さんの絵と文。さまざまな
行事にさりげない彩りを
添えています

 「はじめての美しい絵手紙」講師・小牧陽子さんの絵手紙は、もらった人の顔がほころぶような愛らしさ。季節を感じさせる、爽やかな色合いの水彩画に、上品な大和言葉が添えられている作品は、余白の使い方が印象的です。
 「子どもの頃から手描きのものが好きで、スーパーなどにあるポップ広告を作るポップライターの仕事をしていました。絵や文字を引き立てる余白の使い方は、そこで学んだものです」と話す小牧さん。会社勤めをしていたときに、描いた礼状がきっかけで、商談がまとまったこともあったのだそう。「送る相手への思いやりを込めた絵手紙は、人との絆を強めることができるんです」
 講座では、受講生は、簡単な絵のお手本を見ながら、のびのびと筆を動かします。小牧さんは、一人一人の作品の長所を見つけて、アドバイスをしています。  絵手紙を描くコツは、「うまく描こうとしないこと。肩の力を抜いて描くと、自分らしくていい絵になりますよ。題材となる、野菜や花、日々の出来事など、さまざまなものを興味を持って見るようになると、人生が豊かになります。大切な人に思いを表現した絵手紙を送ってみませんか」。